- 行政保健師の仕事内容が知りたい
- 行政保健師の給料は少ないと聞いたけど…
- 都道府県と市区町村の違いは?
- 職場の人間関係はどうなの?
- 休みはちゃんと取れるの?有給は使える?
行政保健師を目指す人や、就職先に迷っている看護学生は、行政保健師がどんな仕事なのか知りたいという人も多いでしょう。
病院の場合は、勤めている看護師の数が多いため、情報収集は簡単にできますが、行政保健師の数は少ないため情報収取に苦労している人もいると思います。
行政保健師の仕事内容や給料、人間関係、ワークライフバランスなどの働きやすさや適性を理解した上で就職をしないと理想とのギャップから後悔を生む可能性があります。
この記事では、行政保健師として働く私が行政保健師の仕事の事実と本音を語ります。この記事を読むことで、行政保健師の全体像が分かり、自身が行政保健師に向いているかどうかが分かるようになります。
私は都道府県の行政保健師をしています。
行政保健師は自治体に採用されている保健師のこと
大前提として、行政保健師は公務員試験に合格して各自治体に採用されている保健師のことです。自治体は大きく分けて『都道府県』か『市区町村』かで考えるのが普通です。
国家公務員として厚生労働省に勤める看護系技官という仕事もありますが、特殊なので割愛します。
行政保健師の仕事内容は?
行政保健師の仕事内容は多岐に渡り、自治体の規模や自治体ごとで取り組んでいる事業は異なります。ここでは、都道府県と市区町村に分けて主な事業を紹介します。
- 都道府県の保健師の場合
- 市区町村の保健師の場合
都道府県の保健師の場合
都道府県はよく、『広域』と表現されます。保健所が管轄する市区町村における事業の進捗状況の確認や、国や県の方針を市区町村に周知する研修会を開催したりします。
『専門的』とも言われることがありますが、個人的には曖昧な表現だと思っています。都道府県特有の事業もあれば、市区町村特有の事業もあり、いずれも専門性が必要なのは間違いないからです。
都道府県保健師の場合、以下のような業務があります。
- 健康増進
- 母子保健
- 結核
- 感染症
- 精神保健
- 難病
- 災害対応
- 人材育成
市区町村の保健師の場合
市区町村保健師は、より住民と密接に関わりながら保健活動を行います。
市区町村保健師の場合、以下のような業務があります。
- 健康相談、指導、訪問
- 健康診査、健診(乳幼児健診、成人健診、特定健康診査)
- 健康教育、普及啓発
- 予防接種事業
- 母子保健
- 高齢者、障害者支援
- 精神保健
- 災害対応
行政保健師の勤務場所は様々
行政保健師の勤務場所は一言で言うと、『保健師の配置が必要な公的機関』です。
自治体によって公的機関の名前や種類は異なりますが、正規職員の保健師の席がある公的機関で勤務することになります。
- 都道府県の保健師の場合
- 市区町村の保健師の場合
都道府県の保健師の場合
都道府県は市区町村の集まりという意味で一般的に『広域』と言われます。
都道府県に採用されている保健師は、都道府県をいくつかに分割した『圏域』単位の現地機関で仕事をするか、都道府県庁で仕事をすることになります。
例として以下に架空の県の図を作成しました。
図のとおり、A県内において圏域ごとに設置されている保健所や、県庁、児童相談所、精神保健福祉センター、県立大学の保健室などが勤務先となり、数年おきにローテーションします。
中核市における保健所は中核市の管轄なので県の保健師は勤務しません。
圏域単位で設置されている現地機関同士の異動など、時に引っ越しや単身赴任を伴う人事異動も珍しくありません。
市区町村の保健師の場合
市区町村の場合は、市区町村の役所や役場、保健センター、地域包括支援センター、地域の公的機関で勤務をすることになります。
例として以下に架空の市の図を作成しました。
a市に採用されている行政保健師は、各地区に設置されている保健センターや地域包括支援センター、市役所などで勤務することになります。
中核市や政令指定都市などでなければ保健所を持たないので、保健所で勤務することはありません。
人事異動は、基本的に採用されている自治体内でのローテーションになるので引っ越しが必要な遠距離の異動は基本的にはないと思って良いです。
給料の高い低いは一概には言えない
行政保健師の給料は、役職や経験年数などによって異なるため、一概に高いか低いかは断言できません。一つ言えるのは、若いうちは同年代の看護師と比較して低い傾向にあるということです。
- 経験年数の浅いうちは看護師より低い
- 経験年数を重ねると同年代の看護師に追いつき始める
経験年数の浅いうちは看護師より低い
看護師も保健師も同じ『看護職』ではありますが、以下のように最初から初任給に差がついている場合もあります。
パターンA | パターンB | パターンC | |
病院看護師 | 22万円 | 20万円 | 25万円 |
---|---|---|---|
行政保健師 | 20万円 | 19万円 | 22万円 |
初任給(基本給+諸手当)は病院や自治体が決定するので、就職する場所によって基本給の差がつくことは大前提です。
看護師の場合、夜勤が始まると夜勤手当の分だけ保健師と給料に差がつきます。初任給が同じ看護師と保健師を比較した時に、看護師の月の夜勤手当が5万円なら単純に月に5万円の差がつきます。
経験年数を重ねると同年代の看護師に追いつき始める
若い時は看護師も保健師も役職がないため、夜勤手当の分だけ給料に差が生じますが、行政保健師は基本的に年功序列で役職がついていくため、同年代の看護師の給料に追いつくようになります。
人間関係は良好な場合が多い
行政保健師の人間関係は良好な場合が多いと思います。人間同士なので、思うようにいかないことがあるのは当然ですが、険悪でバチバチしている人や、会いたくなくて胃が痛むような人は稀です。
- 総じて病院看護師よりは断然良い
- 公務員はコンプライアンスが特に高い
総じて病院看護師よりは断然良い
私自身、病院で看護師をしていた時は理不尽に怒られたり、話しかけても態度が悪かったり、何かを頼んでも無視をしてくる人がいましたが、基本的に行政保健師にはそのようなとんでもない人はいません。(当然ですが、絶対いないとは言い切れません。)
性格が合う、合わないはありますが、人間関係で深く悩んだことは行政保健師になってから一度もありません。
公務員はコンプライアンスが特に高い
人間関係は自分だけではコントロールできないので、正直運の要素もあります。万が一、苦手な人がいたとしても病院勤務の時のような理不尽さや卑劣さはありません。
公務員の世界ではモラハラ、パワハラは逆に浮きます。今の時代、モラハラ、パワハラはすぐに問題化されて排除されます。
皆がコンプライアンスに反していないか監視し合っている風潮があるので、劣悪な人間関係という部署は私の自治体では聞いたことがありません。
労働環境はどうか
労働環境の良し悪しは人によって判断基準が異なるので、ここでは看護師との違いを中心に考えます。
- 夜勤がない
- 生死に直結する業務がない
- 肉体労働ではない
夜勤がない
行政保健師には夜勤がないので、身体への負担は夜勤をこなしている看護師より圧倒的に少ないです。
ただ、行政保健師も勤務場所によっては夜間や休日の緊急対応があることもあるので、一概に夜勤の有無で労働環境の評価をすることはできません。
そうはいっても習慣的な夜勤がないので身体は圧倒的に楽です。
生死に直結する業務がない
行政保健師でも判断や言動により、結果的に生命に関わるケースが無いとは言い切れませんが、看護師のように誤投与や管理ミスなどによる直接的な生死に直結する業務はありません。
頻回にナースコールで呼ばれたり、点滴や胃管、挿管チューブの自己抜去、転倒などに勤務中ずっと神経をすり減らされるような精神的緊張感やストレスもありません。
行政保健師ならではのストレスもありますが、緊迫した気を張り詰めた看護師特有のストレスはありません。
肉体労働ではない
行政保健師は訪問などで外出することも多いですが、基本はデスクワークです。一日中立ちっぱなしで、トイレ介助や移乗、保清などを行う看護師と比較すると肉体への負荷は少ないです。
ただ、デスクワークが身体に良いという訳ではありません。座っている時間が長い人ほど生活習慣病やがん、認知症のリスクが高まり、寿命が短いというデータもあります。
看護師の日々のハードワークが肉体的にきついという人にとっては行政保健師の方が身体的に楽ということです。
ワークライフバランスは充実している人が多い
ワークライフバランスは国や自治体をあげて推進する流れがあるので、『仕事優先』、『業務第一』を強要する風潮はありません。プライベートを最優先している人も多いです。
私もプライベートが最優先ですが、きちんと仕事していれば誰にも何にも言われません。
- 土日祝日休みは大きい
- 有給が取りやすい
- 残業は業務内容や人による
土日祝日休みは大きい
病院で看護師をしていた時は完全シフト制だったので、暦通りの休日や祝日は皆無でした。
世間の大型連休や年末年始を内心恨めしく思っていました。まとまった連休が取れるというのは月日や季節の流れの実感ができてモチベーションにもなります。
週末や仕事納めの解放感があるのも魅力です。
有給が取りやすい
行政保健師は、看護師のように『その日のシフトメンバーで分担して業務を回す』のではなく、『個々の業務を個々のペースで計画的に進める』ことが基本です。
自分の業務の進捗具合で、休みを入れたい時に自由に休みを入れられるのが良いところです。
病院はシフト制なので欠員が出ると誰かに迷惑がかかるため、有給が取りにくい(取らせて貰えない)のはシステム上の欠陥だと思っています。
残業は業務内容や人による
行政保健師は基本的に自分の業務を計画的に進めるので、残業の有無は業務量や個人の能力次第です。
私自身、コロナの時は月に最高150時間の時間外勤務をしましたし、緊急対応の時は時間外勤務をする時もありますが、基本的に毎日定時ぴったりで帰宅しています。
行政保健師のやりがいについて
行政保健師のやりがいについては、人それぞれあると思いますが、この記事では私の本音を語ります。
『予防的な関わりができる』、『長期的な関わりができる』、『住民の健康推進に関与できる』といった、どこのサイトにでも書いてあるようなやりがいは正直に言うと私にはあまりありません。
- 仕事にやりがいは必須なのか
- 真面目に働いていれば100点満点
仕事にやりがいは必須なのか
大前提として、仕事にやりがいと熱意をもって取り組める人は素晴らしいです。私はそういう人を素直に尊敬しています。
ただ、生きていくために仕事はしなければならないので、仕事をするなら無理なく続けられる仕事がしたいと思うのは悪いことではないと思います。
仕事はほどほどに、プライベートを大事にしたいという理由で行政保健師を目指すのも一つの選択肢だと私は思っています。
真面目に働いていれば100点満点
やりがいと熱意がなくても仕事は仕事です。給料を貰っている限り真面目に仕事しなければなりません。
ただ、真面目に仕事に取り組んでさえいれば100点満点だと思いながら私は働いています。
仕事にのめりこみすぎないで、プライベートを大事にする働き方が実現しやすいと思っています。
行政保健師に向いている人
行政保健師に向いている人は以下のような人です。
- 長期的な視点で関われる人
- コミュニケーションが得意な人
- 夜勤がしたくない人
長期的な視点で関われる人
看護師の場合、患者が退院したら基本的に関わりが一旦終了します。再入院するケースもありますが、関わりは断片的です。
行政保健師は、地域での生活において関わることになるので看護師と比べて長期的に関わることになります。
住民の居住環境や仕事、食事、家族関係などを包括的に把握して、長い目でみて支援がしたい、支援するのが得意という人は向いていると言えます。
コミュニケーションが得意な人
看護師も行政保健師もコミュニケーション能力が大切なのは変わりありませんが、行政保健師はよりコミュニケーション能力が求められます。
なぜなら、病院で入院している人は『医療や看護というサービスを一方的に受ける』立場にあるので、特段コミュニケーションが得意でなくても仕事は基本的に成立します。一方、行政保健師は住民のニーズを汲み取って、住民の地域での生活の中でうまく周囲に漂いながら立ち回る能力が必要です。
ここで言うコミュニケーション能力というのは、明るくて、話し上手で顔が広いということではありません。相手との距離感を適切に保ち、必要に応じて近づいたり離れたりし、お互いに負担なく認め合う存在でいられる能力です。
チームの輪の中心で仕切るリーダーシップがある人よりも、冷静にお互いの立場を客観視して立ち回りを考えられる人は行政保健師に向いている能力を持っていると言えます。
簡単に言うと、空気が読める人です。
夜勤がしたくない人
夜勤は身体的な負担がかなり大きい業務です。
私は、若い頃は大きな負担なく夜勤をすることができていました。むしろ朝が苦手で、日勤が続くことの方が精神的にしんどくて、どちらかというと夜勤があった方が自分の生活に合っていると思っていました。
しかし、経験と歳を重ねるにつれてリーダー業務などの責任のある仕事が増え、自分の業務以上にメンバーの業務にも目を向けなければならない心労と体力の衰えもあり、夜勤のたびにフラフラになって帰宅するようになりました。
心身ともに夜勤が負担になっていて夜勤がしたくない人にとっては行政保健師は選択肢の一つだと思います。
行政保健師に向いていない人
行政保健師に向いていない人は以下のような人です。
- 医療に強い興味・関心がある人
- 若い時の給料を重視する人
- 身体を動かすことが好きな人
医療に強い興味・関心がある人
行政保健師は『治療』ではなく『健康増進』がメインの業務です。看護師のように病気や病態への理解や生理学、薬や治療の知識に精通している保健師は正直ほとんどいません。
私自身、医療自体に興味があって看護師として働いていたという面もあり、『健康増進』にはどうしても熱意をもって関心を向けることが未だにできません。
ただ、興味、関心を犠牲にしても看護師という職種から離れたかったので後悔はしていません。
臨床の場で学ぶ医療に強い興味・関心がある場合は行政保健師になると物足りなさを感じると思います。
若い時の給料を重視する人
若い時は同年代で比較した場合、行政保健師よりも看護師の方がほぼ夜勤手当の分だけ給料が高いです。
年齢を重ねるにつれて両者の差はなくなっていきますが、お金を使って自由に遊び回れるのは若い時の特権でもあります。若い時にある程度自由にお金を使って遊びたいという人は、行政保健師だと看護師と比較して金銭的に厳しいというのは事実です。
身体を動かすことが好きな人
行政保健師は思っている以上にデスクワークがメインです。
私は看護師をしていた頃は「デスクワークが羨ましい。座って仕事ができるなんていいな。私もコーヒー飲みながらデスクワークしたい」とよく思っていました。
実際に行政保健師に転職して、肩こりや頭痛、体力の衰えを感じます。特に肩こりは人生で一度も経験したことがなかったのにデスクワークを始めてから一気に発症して持病になってしまいました。
また、身体を動かさないので階段を昇るだけでも疲れたり、気分的にも沈んでいきます。日常生活では適度に身体を動かすということが本当に大切だと実感しました。
身体を動かして仕事をすることが好きという方はデスクワーク中心の行政保健師はあまり向いていないかもしれません。
行政保健師として働くメリット
行政保健師として働くメリットを4つ挙げます。
- 健康的な生活が送れる
- 視野が広くなる
- 有給が取れる
- 世間的な信頼感が高い
健康的な生活が送れる
行政保健師には夜勤がありません。朝起きて夕方に帰宅して土日祝日は休みなので、規則正しい生活が送れます。
私は病院で夜勤をガンガンしていた頃は年に数回は必ず体調を崩していましたし、夜勤前にはひどく気分が落ち込むことが多かったです。行政保健師に転職してからは、一度コロナに感染した時以外は一切体調を崩したことがありません。
夜勤に慣れていると自分では思っていても心身への負担はかなり大きかったのだと実感しました。
視野が広くなる
行政保健師になると広い視野で物事を捉えることができるようになります。
個人的な見解ですが、病院という組織は非常に狭い閉ざされたものだと思っています。病院という建物で一つの社会を形成し、ルールが運用されているというイメージです。
閉鎖的な社会で仕事をしていると、当たり前にやっていることが社会の常識であると錯覚したり、社会の常識を全く知らないという事態に陥ります。
私自身、病院で働いているときは社会の情勢や社会の中での社会人としての立ち振る舞いなどを意識したことはほぼありませんでしたが、行政保健師になって様々な分野、業界、職種、社会の成り立ちなどの社会全体を広い視野でみることができるようになりました。
有給が取れる
有給が自由に取れるのは大きなメリットです。本来、有給は自由に取れて当然なのですが、シフト勤務の病院で働く看護師にとっては夢のような話だと思います。
私は「週の途中だけど疲れちゃったから明日休もうかな」という理由で有給をとることもあります。
連休の合間に有休を取って大型連休にすることもできます。
世間的な信頼感が高い
何か日常生活の役に立つかどうかは置いておき、行政保健師は公務員なので世間的な信頼感は高いです。
当然、看護師も世間的な信頼感は高いですが、公務員という肩書があり、ダブルライセンスという点でも信頼されやすいのは事実です。
行政保健師として働くデメリット
行政保健師として働くデメリットを4つ挙げます。
- 給料が看護師より低い
- 身体が鈍る
- 人事異動がある
- 連休はどこにいっても混雑している
給料が看護師より低い
行政保健師の給料は若い頃の給料は同年代の看護師と比較して間違いなく低いです。
地方の自治体によっては初任給が20万円を切るところもあります。このような自治体は全職種で給与水準が低いので保健師の給料が特に低いというわけではありません。
『看護師は高級取りで、お金がたくさんあってたくさん遊べる』というイメージが世間的に強く、同じ看護職ということもあって看護師とのギャップを強く感じ「自分は全然給料を貰っていない」と感じてしまうことがよくあります。
同期のほとんどが看護師として働くと思うので、どうしても給料を比較してしまいがちです。
身体が鈍る
行政保健師はデスクワークが中心になります。部署や人によりますが、一日のほとんどの時間は椅子に座ってパソコンや資料を見ているか電話をしていることが多いです。
一日中動き回っている看護師と比較するとかなり消費カロリーに差があります。ずっと座っていると、たまにトイレに行ったり階段を昇ったりするだけで身体が重く感じることがあります。
身体は適度に動かさないと気分も落ち込んでくるので、長時間のデスクワークは心身の健康面を考えると悪影響でしょう。
人事異動がある
病院の看護師も定期的な異動はありますが、系列の病院や施設などの特殊な例を除いて病院内での部署異動です。また、異動のスパンも比較的長いです。
一方、行政保健師は概ね3年おきに人事異動があります。同じ職場の部署異動のこともありますが、職場自体が変わることがほとんどです。特に地理的に広い都道府県の場合、引っ越しや単身赴任が必要な人事異動も珍しくありません。
家庭の事情などの特別な理由がある場合、ある程度は配慮して貰えます。
連休はどこにいっても混雑している
土日祝日の休みは世間のお休みモードの流れに乗れて気分的にも開放感があるものです。しかし、連休はどこに行っても混雑しているため、あまり出かける気にはなれないのも事実です。
看護師をしていた時は平日休みが多かったので、改めて土日祝日の人の多さにうんざりすることも多々あります。
おわりに
行政保健師と看護師は同じ看護職ですが、別の職種と言っても良いくらい仕事の内容や勤務場所などに違いがあります。
それぞれにメリットやデメリット、向き不向きがありますが、個人的に行政保健師は、無理なく仕事が続けられる仕事だと思います。
看護師の仕事が肉体的にも精神的にもきつく、専門職として病院以外で働きたい人にとって行政保健師は一つの選択肢として魅力的だと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。